株式分析: アルテリア・ネットワークス (4423)

こんにちは、Ken@エンジニア投資家です。

今回はアルテリア・ネットワークスの株式について分析していきたいと思います。

元々は2014年丸紅アクセスソリューションズ株式会社が、株式会社UCOMを吸収合併し発足した会社です。2018年に東証一部に上場しました。

自社保有の光ファイバー網を利用した専用線や仮想プライベートネットワークの構築に強味を持っており、GAFA、特にAWS・Azureが企業にクラウドサービスをインターネットに接続せずに提供する技術を提供しています。

また、今後5Gが出てくる上でインフラ投資需要に寄与する予定があるとのことです。

これだけ見ると、信頼できる業績を上げている大企業からのスピンアウト企業で、ビジネス内容はトレンディですし今後の成長性もありそうです。

ただ、ある事件からそうでもなさそうな感じなのです。詳しく見ていきましょう。

注記: 本記事に使用されているデータは全て SBI証券 から取得しています。私自身の株式売買もこちらで実施しています。

業績

2014年創業・2018年株式公開のためあまり情報が取れませんが、現状良さげです。創業すぐに利益100億弱ってすごい気がしますが、丸紅アクセスソリューションズの前身であるグローバルアクセスが創業した1997年から続いているので、地盤はしっかりしてそうです。

EPSも見ていきます。ほぼ一直線に伸びていく実績&予想ですね。あくまで後半は予想なので、5月の本決算次第では状況が変わると思います。

最後にキャッシュフローです。2017年の投資CFが大きいのが気になります。直近のIRを参照すると、有形固定資産の取得がされていることが分かります。光ファイバー網等インフラ資産の強化に資金投入が必要なのかもしれません。

トレンド

2019年4月、独禁法違反の恐れのある行為が発覚し、それを引責する形で社長だった川上潤氏が辞任しました。

違反内容は、積極的な切替営業を実施したとのこと。競合他社との間で相手方の顧客に積極的な切替営業を行わないことなどを取り決めていたそうです。

これを受けて、1300円台まで上昇していた株価は1000円台まで下落しています。

その分PERも11倍前後と比較的低く推移しています。

成長性

アルテリア・ネットワークスの強みは3大メガキャリアしか持っていない光ファイバ網の保有と専用線・VPNの技術です。

現在はこの技術を使用してEquinix社 (クラウドサービスとオンプレミスをクローズドに相互接続するサービスを提供)と連携したマルチクラウドサービスの展開をしています。

今後は、5G化によるデータ容量増加に対応した端末や基地局への投資需要が高まるので、アルテリアが保有している光ファイバ網を「共用する」形で提供することが想定されています。共用するためにはプライバシーや帯域確保をするために専用線・VPN技術が必要になってきますが、そこをアルテリアの強みが活かせると言われています。

まとめ

最近ではエンタープライズのITシステムに対してクラウドサービスが適用されるケースが増えてきているので、アルテリアはこれに寄与できると思います。更に、5Gは今後のトレンドになるでしょうから、成長性は高いといえます。

ただし、独禁法疑いによる影響がどこまで出てくるのかが懸念となっており、先が読みづらいところです。

  • 業績: ★★★
  • トレンド: ★★☆
  • 成長性: ★★★

株式売買は SBI証券 がおススメです。私自身の株式売買もこちらで実施しています。

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