株式分析: ディー・エヌ・エー (2432)

こんにちは、Ken@投資家&エンジニアです。

今回はDeNAの株式分析をしていきます。

DeNAといえば、SNSゲームを展開していたりプロ野球団 (横浜DeNAベースターズ) のオーナーを務めたりしている会社です。

最近ではオートモティブ事業を進めており、物流やタクシー配車といった交通サービスをITでモダナイズするサービス、いわゆるMaaS (Mobility as a Service) の展開が期待されています。

素人目に見ると、「ゲームばっかやってた会社がMaaS?」と疑問に感じてしまうのですが実際どうなのでしょうか?気になります。

注記: 本記事に使用されているデータは全て SBI証券 から取得しています。私自身の株式売買もこちらで実施しています。

業績

まずは売上と利益を見ていきます。

予想が敢えて控えめという逆サプライズです。2018年までは堅実に利益が伸びてるのですが、2019年以降は減収減益を予定しているようです。利益率も2018年は20%近くを達成していたにも関わらず、2020年には10%を下回る予定のようです。

次にEPSを見ていきます。

2017年をピークに下落を続けており、今後も暫く上昇することは無いようです。四季報を参照すると、「ゲーム課金収益の低迷」と「新規事業に対する費用増加」が原因にありそうです。少なくとも新規事業の収益化は2021年移行でしょうか。

トレンド

DeNAにとって最大のトレンドは、やはりMaaS事業だと思います。

国内のMaaS事業は2030年には市場規模が6兆円まで成長するといわれています。各社が挙ってMaaS事業の立ち上げに勤しんでいます。以下が2018年のカオスマップです。DeNAは「配車サービス」に該当する「MOV」というタクシー配車サービスを展開しています。

カオスマップ

タクシー配車サービスといえば、海外ではUBERやGrab Taxiが有名です。各社既に海外では展開に成功していますが、日本ではうまくいってません。

理由は、日本の法律にあります。

日本では、許可を得ていない配車業者(白タク)は有償での運送を認めていないのです。

上記タクシー配車サービスは、「一般運転手」が「自家用車」で運送し、サービス側は資産・設備を多く持たないことが前提となっているので、日本のタクシー会社との契約や階層的な雇用形態によりコスト増となってしまいます。

そもそも、日本ではTaxiにあまり乗らないです。最も大きな理由は「高い」からです。先ほどの通りタクシー運転手は「許可を得た配送業会社」に雇用された社員であるため、運送費の内の多くの割合を会社に取られてしまいます。その分のコストが嵩んでいる現状があります。

日本のタクシー配車サービスを展開するためには、法制度の整備タクシーに乗る文化の創造が必要そうです。

私はできるなら毎日タクシーに乗りたいですよ!

成長性

以上の課題をクリアしたとしても、やはり立ちふさがるのは既に成功しているプラットフォーマー達でしょう。

DeNAが成功するためには、海外勢や国内大手タクシー配車サービス(Japan Taxi)に勝つ必要があります。

彼らに勝てる優位性は、現状は持っていないと思います。元々ゲームの会社だからです。IoTやデバイス、組み込み開発には疎いと思われます。

そんなDeNAですが、MOV以外にも無人運転車両を活用した新しい交通サービス「Easy Ride」や個人間カーシェアサービス「Anyca」、完全自動運転車両による交通サービス「ロボットシャトル」を展開しています。

また、車体開発は日産が手掛けており、共同開発を進めています。

これらのサービスを並列展開し、自社・他社からノウハウを蓄積することにより将来的には既存プラットフォーマーと勝負ができるのかもしれません。

まとめ

業績予想やトレンドを見る限りでは、まだまだ発展途上の業界に没入を始めたDeNAですが、将来的に覇権を勝ち取ることができれば大きな収益を得ることができるでしょう。

これからも動向を見守っていきたいと思います。

  • 業績: ★☆☆
  • トレンド: ★★☆
  • 成長性: ★★★

株式売買は SBI証券 がおススメです。私自身の株式売買もこちらで実施しています。

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